一人目の育休終了までに妊娠し、
復帰せずに2人目の育休に入ったママ。
出産手当金が1人目の時より減ってるけど、
どうして?
育休手当も減るの!?
育休手当と出産手当金は計算方法が違うよ!
何で出産手当金が減ったのか見てみよう。
出産手当金について
出産手当金って何?
出産手当金は産休手当と
呼ばれてることもあるよ!
出産手当金とは、出産予定日以前42日、出産日以降56日までの範囲で
会社を休み、給料をもらわなかった期間に対して支払われるお金のこと。
最高で98日分もらえるよ!
出産手当金の計算方法は、支給開始日の以前12カ月間の各標準報酬月額を平均した額÷30日×2/3。
ひょうじゅんほうしゅうげつがく…
名前が長すぎて分かりにくいよね。
社会保険料の計算に使われる金額だよ!
標準報酬月額とは、社会保険料を計算しやすいように、設定されている計算用のお給料。
例えば、支払い給与が101,000円から107,000円の人の標準報酬月額は104,000円。
この支払い給与は4月、5月、6月の平均額!
4,5,6月の給与から計算された標準報酬月額は、
同年9月から翌年8月まで使われる。(基本給の増減等で途中で変わる場合もあり)
ここに連続育休なのに、出産手当金が
1人目と2人目でちがった理由があるよ。
1人目と2人目の出産手当金が違う理由
1人目の産休は2020年4月後半からだったよ。
給料が月末締め翌月払いの場合、
1人目の産休開始が3,4,5月だと
2人目の出産手当金が減る可能性がある…
1人目の出産手当金は、
2019年4月、5月、6月の総支給額で計算された標準報酬月額で決まる。
2人目の出産手当金は、
2020年4月、5月、6月の総支給額で計算された標準報酬月額で決まる。
標準報酬月額は、17日以上の支払い日数があると計算に含まれるため、
2人目の出産手当金を決める費用準報酬月額は、
2020年3月勤務分と、2020年4月勤務分の平均総支給額。
2020年4月勤務分は、途中から産休に入るため、少なく計算されてしまう。
あと、2019年は残業が多かったけど、
2020年は残業を少なくして、
総支給額が減った場合も、
出産手当金は、減る可能性がある。
育休手当減る可能性はなし
出産手当金も減って、
育休手当も減ったらつらい。
育休手当は減らないから安心して!
無期雇用の育休手当の条件はこちら!
①雇用保険に加入
②育休開始日前2年間に11日以上勤務した月が12か月ある。
③育休終了後、退職予定がない
④育休中の就業時間が1か月10日以下
⑤育休中に休業開始前の1カ月の賃金の8割以上が支払われていない
②の育休開始前の2年間に
11日以上勤務した月が12か月必要の条件、
ほとんど1人目の育休でクリアしてないかも。
妊娠や出産、病気の場合は、②の条件は緩和されるよ!
1人目の育休でほとんど勤務月がない場合は、
2人目の育休開始日から過去4年以内に11日以上勤務の日が12か月あれば、
条件クリアとみなされる!
育休手当の計算方法は、
休業開始時賃金の日額×支給日数×67%
休業開始時賃金日額とは、育児休業を取る直前の6カ月間の給料を180日で割った金額
1人目と2人目の育休を連続でとる場合は、
休業開始時賃金日額が同じになるため、
1人目の育休手当と2人目の育休手当は同額になるね★
※ただし、1人目の産休開始月の出勤日数が
11日以上なら減る場合有。
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